2017年3月9日木曜日

ヒルトンのポイント&マネー特典 ルール変更後のメリットとデメリット


管理人宅がメインのホテルグループとして愛用しているヒルトンさんでは、2017年3月1日から、ポイントを利用した特典宿泊について、かなり大規模なルール変更を行いました。

特に、そのホテルで最も安価なスタンダードルームを対象に、ポイントとお金での支払いを組み合わせて利用できるポイント&マネー特典の変化は想像以上に大きなもので、変更後にいくつかの特典宿泊を予約した管理人もいろいろと考えさせられている状況です。

というのも、ポイント&マネー特典のルール変更にはメリットとデメリットの両方が存在していることがその理由。

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まず、メリットポイント&マネー特典が利用できる日程の条件が大幅に緩和されたことです。

これまでのポイント&マネー特典では、この特典で予約可能な部屋数自体が設定されているようで、繁忙期や週末を中心に、ポイント&マネー特典での予約が全くできない日程も多く見られました。

しかし、変更後は予約後のキャンセルが可能なFLEXIBLE RATEやHONORS DISCOUNTなどの料金での予約が可能な限り、ポイントを一部、または全部を利用して、特典宿泊の予約が可能になっています。

これは、せっかくポイントを利用してお得に予約したい時など、間違いなくポイント&マネー特典を利用できる可能性は高くなりますから、大きなメリットと言えるはず。

また、ポイントを使用する分量も、1,000ポイント以上、1,000ポイント単位ですべてポイントで支払う場合のポイント数まで充当できるようになったことも、ポイントの有効活用が身近なものになったのは間違いありません。

これまでは、ホテルごとに一律のポイント&マネー特典を利用するために必要なポイント数が設定されていて、その必要最低限のポイント数を満たさない場合はポイントが全く利用できないルールになっていましたから。


では、デメリットは何かというと、ポイント&マネー特典のお得度が大きく低下してしまったことです。

というのも、これまでのポイント&マネー特典でホテルごとに一律で決められていたポイント数と支払金額に、変更後のポイント数と必要支払金額を比べた時、変更後は大きなお得度の低下が確認できます。

具体的には、管理人が本当に手軽に利用しているヒルトン成田さんの場合、
変更前:
  • 8,000ポイント+4,785円(税・サービス料込み、大人2人利用)
変更後:
  • 8,000ポイント+9,696円(税・サービス料込み、大人2人利用)
となっていて、必要支払金額はこれまでの2倍以上になっています。

また、同様に管理人宅で2017年2月に利用したヒルトン大阪さんの場合でも、
変更前:
  • 20,000ポイント+10,762円(税・サービス料込み、大人2人利用)
変更後:
  • 20,000ポイント+15,431円(税・サービス料込み、大人2人利用)
という結果で、ヒルトン成田さんの2倍には届かないものの、1.5倍に迫る大きな値上げ幅です。



特に、ヒルトン成田さんは、都内からのアクセスもまずまず良好な上、ダイヤモンド会員を対象に、
  • 朝食無料
  • ウェルカムドリンク無料(アルコールも含む)
  • 1,000ポイント分のボーナスポイントプレゼント
というような手厚い特典が提供されているなど、管理人宅でも、ちょっとしたリフレッシュにはぴったりのホテルとして気に入っていました。

1,000ポイントのボーナス分まで考えると、1泊わずか実質7,000ポイントと5,000円弱の負担ですから。

そうしたお得度も、ポイント&マネー特典の利用可能期間が大幅に緩和されたのと引き換えるように、大きく低下してしまったと考えても良いのかもしれません。

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ちなみに、変更後は、ポイント&マネー特典を利用した時の支払い金額には、ポイントなどが加算されるようになる改善が存在しているものの、このお金で支払う部分には、税金やサービス料も加算されてしまうという、とても大きな残念ポイントもあります。

そのため、いろいろと考えた結果、ポイント&マネー特典の魅力は大きく減少してしまったと考える管理人宅の場合は、 相対的に価値が上昇したすべてポイントで支払うスタンダードルーム特典での宿泊を活用していくことになりそうです。

また、エグゼクティブルームやスイートなど、スタンダードルーム以上の部屋をポイントで予約する、プレミアムルーム特典については、ホテルごとに大きく異なっている状況。

そうした状況もあって、スタンダードルーム特典と比べても意外にリーズナブルなポイント数の差で利用できるホテルもあれば、たった1つ上のカテゴリーの部屋でもスタンダードルーム特典の2倍以上のポイントが必要なホテルもあるなど、使い分けが重要になる使いこなしの難しいポイント活用という印象を管理人は強く感じています。





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