2015年10月1日：
- 未発券状態での直前期のキャンセル待ち有効期限を最大7日間に制限
- JAL国際線特典航空券とワンワールド特典航空券のファーストクラスとビジネスクラスの必要マイル数が最大33％増加
- 国際線アップグレード特典の必要マイル数が最大25％増加
- キャンセル待ち可能枠数が50％減少
- 発券完了状態でのキャンセル待ち利用を全面廃止
- 国際線特典航空券の国内線区間の途中降機を全面廃止
特に、2015年11月1日から実施されたファーストクラスとビジネスクラスの必要マイル数は必要マイル数の増加幅も大きく、その影響を軽減する必要があったのか、搭乗日で2016年10月31日までの期間限定キャンペーンとして曜日限定特典が開始されることに。
その曜日限定特典が今回、キャンペーン期間が2017年3月31日搭乗分まで延長されることになりました。
この曜日限定特典について説明すると、
- 出発する曜日によって必要マイルの割引が受けられるサービス
- ファーストクラスとビジネスクラスの国際線特典航空券が対象
- 割引によって改悪前のマイル数で予約可能
- キャンペーン対象の曜日は日本発で火曜日、水曜日、木曜日、金曜日。海外発で月曜日、火曜日、水曜日、木曜日
- 繁忙期は対象外期間として設定され割引利用は不可
- 予約変更は不可
- 通常の国際線特典航空券同様国内線利用も可能
- 申し込みはホームページ限定
- 電話での申し込みは不可なので、片道での利用も不可
- 申し込み受付期限は搭乗日の4日前の午前12時まで
- ファーストクラスとビジネスクラスの組み合わせも可能
- エコノミークラスとの組み合わせは不可
- 予約が確保されている場合のキャンセル待ちは不可
- 予約確保前は往復各1便ずつのみキャンセル待ち可能
- 海外発日本経由の旅程は割引対象外
参考リンク：
JALホームページ限定 国際線特典航空券 曜日限定特典
（JALさんより）
人気の集まる週末や繁忙期以外の時期限定で上位クラスの予約が改悪前の必要マイル数で可能になるキャンペーンなのですが、今回のキャンペーン期間延長を活用する場合に注意点が存在しています。
その注意点とは、予約受付開始直後の争奪戦に参加できないということ。
というのも、通常のJAL国内線特典航空券は330日前から予約の受付が開始されますから、2016年5月5日の時点で2017年3月31日までの予約が可能なのですが、曜日限定特典で2016年11月1日から2017年3月31日までの予約を行うためには、2016年5月19日まで手続きを待つ必要があるからです。
特に、ファーストクラスやビジネスクラスといった上位クラスは、特典航空券として提供される座席数自体も少なく、人気の日程ではキャンセル待ちでも確保は難しいものです。
しかし、曜日限定特典を利用する場合、そういった予約難易度の高い席が目標にも関わらず、割引なしの改悪後の必要マイル数で申し込んだ方が選び終わった後に、手続きを開始する必要があるわけですから、選択肢の幅はとても狭くなるのは避けられません。
そう考えると、いくら必要マイル数がお得でも予約できなければ意味はありませんから、その時々で予約の確保とお得度を比べて、制限なく予約できるものの必要マイル数の多い通常のJAL国内線特典航空券を利用するのか、それともうまく空席を見つけてお得な曜日限定特典での予約確保に期待するのかを判断する必要があるはずです。
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