2016年3月24日木曜日

ゴールデンウィークや夏休み、冬休みの予約が取りにくい繁忙期にJALおともdeマイルを利用する最大のデメリット

JALマイルを利用した国内線特典航空券には、
  • JAL国内線特典航空券
  • JMB提携航空会社特典航空券
  • おともdeマイル
の合計3つが提供されているのですが、この中でもおともdeマイルはかなり際立った個性を持った航空券と言えます。

というのも、マイルと割引運賃の支払いを組み合わせて利用になるだけではなく、同行者には、通常の特典航空券では一般的な2親等以内という制限もない、友人との旅行などにも活用しやすい航空券という特長も持っているからです。

実際、管理人宅でも、これまでに家族に加えて友人とも一緒に旅行を楽しむ機会があったのですが、お得度の面でもとても満足度が高い特典航空券という印象を強く感じてきました。

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ただし、このお得なおともdeマイルも、ゴールデンウィークや夏休み、冬休みなどの繁忙期の時期に利用する場合、とても重要なデメリットが存在しているのも事実です。

それは予約変更ができないことです。

というのも、おともdeマイルでは、原則予約変更が不可で、出発当日の空港で予約便より前の便に空席がある時のみ変更可能という厳しい制限が設定されているからです。

ちなみに、キャンセル時にも、マイルで支払ったJMB会員本人は10,000マイル、同伴者は運賃の50%分+860円をキャンセルの手数料として差し引かれてしまいますから、キャンセル後の再予約という抜け道も利用できません。
 
そのため、おともdeマイルは、マイルを利用した通常の国内線特典航空券では最大のメリットだったはずの、ほぼ無制限の予約変更や3,100円または3100マイルの手数料で可能なキャンセルといった高い自由度は見る影もない特典航空券ということになりますね。

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では、なぜこうしたおともdeマイルの制限が、デメリットとして繁忙期の時期の予約に大きな影響を与えるのか?

それは、繁忙期の予約では、予約の受付が開始されたタイミングで、第一希望の便が確保できるとは限らないのですが、後になってから希望していた便に空席が発生した時に、おともdeマイルでは、せっかくの空席を予約変更で確保することができないからです。

逆に、通常の国内線特典航空券では、予約受付開始直後のタイミングで、第一希望の便を確保できなかった場合でも、こまめに空席状況を確認するなどの工夫で、より良い条件の便に少しずつ予約変更をしていくことも十分現実的です。

そのため、便自体の魅力が高く、厳しい争奪戦が予想される時はもちろん、おかえり確約サービスなどの先行予約優遇で予約受付開始前に空席が少なくなっている時なども、条件の良い便の確保を優先して国内線特典航空券を選ぶというのは意外におすすめな選択肢になるはずです。

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こうした部分が、のんびりと様子を見ることができず、満席になってしまうことを前提に行動しなくてはいけない繁忙期特有の難しさと言えるのかもしれませんね。

ちなみに、おともdeマイルで利用可能な席が一度売り切れた便で、なぜ再び空席が発生するのかということですが、おともdeマイル自体がキャンセル手数料は高額なものの、キャンセル自体が制限されていないことや、他の運賃で販売されていた席を開放する形でおともdeマイル用の席を追加するなどの作業が行われたことが原因の可能性があると管理人は考えています。




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