2015年9月14日月曜日

JAL国際線特典航空券予約受付開始の330日前午前10時に電話予約を行う時、なにが起こるのか



JALマイルをコツコツと貯めている管理人宅にとって、2015年9月は勝負の時期でした。

というのも、ファーストクラスとビジネスクラスの必要マイルが大幅に増加してしまう2015年11月1日からの改悪が迫るため、夏休みの時期にお得な必要マイル数で上級クラスでの旅行の予約を受付開始直後に行う最後のチャンスになるからです。

ただし、管理人宅と同じように考えている方も想像以上に多いようで、これまでになく厳しい争奪戦という印象を強く感じました。

その理由は、
1、国際線予約への電話自体がつながりにくい
2、午前10時直後の手続きでも予約できない
という状況だったからです。

まず、1つめの、国際線予約への電話自体がつながりにくいというのは、より確実なJAL国際線特典航空券の予約のために、オペレーターさんによる対応を行ってもらえる国際線予約に電話する必要があるのですが、この電話番号が午前10時前から極端につながらない状況になってしまいました。

参考リンク:
JAL国際線特典航空券 特典の予約お申し込み
JALさんより)


特に、管理人宅の場合、これまでも予約受付開始前の午前9時40分頃に電話を行い、オペレーターさんとの接続を確保した上で、あらかじめストックしておいた特典航空券に関する質問などを回答してもらうようにしてきました。

このようにすると、質問事項と共に予約希望や発券に必要な情報を前もって伝えることも可能ですから、午前10時になった直後に席を確保できるのですが、なんと来年2016年の夏休みの時期向けの予約受付開始では、午前9時40分から電話をかけたにも関わらず、保留が続くのみで、ようやくオペレーターさんにつながるのは午前10時過ぎになることも。

つまり、午前9時40分に電話をかけたのでは、その時点でJAL国際線特典航空券の争奪戦から脱落してしまっているということになりますから、もっと早くに電話を行う必要があるということですね。
 
ただ、正当な理由がなくフライング気味に電話をかけてしまうと、オペレーターさんに迷惑をかけてしまう原因にもなってしまいますから、
・他の国際線特典航空券の予約変更など手続き
・国際線特典航空券のルールに関する質問
・新たに行われる各種改悪の詳細に関する質問
など予約受付開始までの時間を利用して対応してもらいたい事柄がある時のみ活用するなどの十分な配慮は必要だと考えています。

ちなみに、2015年4月1日からは、電話でのJAL国際線特典航空券を予約し、その後発券する場合、2,160円の発券手数料が必要になるのですが、ファーストクラスやビジネスクラスのように提供されている席の数自体が少ない座席の争奪戦に参加する場合、インターネット経由での予約は現実的ではありませんから、実質的に必ず必要な費用として考えるべきかもしれません。

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2つめの、 午前10時直後の手続きでも予約できないというのは、無事、午前10時前にオペレーターさんに電話がつながって、希望する目的地や便名、搭乗者の情報などを伝えることができたとしても、確実に予約が確保できるとは限らないということです。

というのも、午前10時の予約受付が開始された直後に、それぞれに希望する席の予約を託された多くのオペレーターさんが一斉に予約を確保するための手続きを開始することになるのですが、特典航空券として設定されている座席数が極端に少ない場合、受付開始から数秒以内に空席が消えてしまうため、午前10時に手続きを行ってもらっても予約できないこともあるからです。

この辺りは、
・オペレーターさんがキーボードのEnterキーを押すタイミングや頻度
・予約センターの立地によるサーバーからの物理的な距離
・希望者数の増減による競争率の変化
などの影響も避けられませんから、実際に午前10時を経過した後になってみないとわからない部分と言えますね。

実際、2015年11月1日以降は、JAL国際線特典航空券のファーストクラスとビジネスクラスに必要なマイル数は格段に改悪されてしまう以上、その影響を避けるために、多くの方が上位クラスの特典航空券争奪戦への参戦によって競争率が上昇しているのか、管理人宅でも第二希望などの予約時には、午前10時を経過した直後数秒で、オペレーターさんにごめんなさいと謝られることもありました。

ただし、予約受付開始日や実際のフライト利用日のそれぞれが平日なのか、それとも祝休日なのかによっても、この競争率は変化しているようで、予約受付開始日が平日で、さらに、フライト利用日も平日という場合は意外にあっさり予約の確保が可能になることも十分考えられます。

そのため、管理人宅でも、何度か午前10時直後のがっかりを味わうことになるなどの様々な可能性も考えて、往路、復路共に、それぞれ第3希望までフライト利用日をあらかじめ設定したのですが、より予約確保の成功率を高めるためには意外に有効な戦略だと感じているのも事実です。




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