2014年10月31日金曜日

WristableGPS SF-810B/Vの新機能、心拍ゾーンのオートゾーン設定とはどんな機能なのか


管理人がメインのGPSウォッチとして、EPSONさんのWristableGPS SF-810Bの利用を開始してから半月近くが経過したのですが、これまで利用していた2013年モデルSF-710Sと比べてもすべての使い勝手の面で上回っているため、満足しています。


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さて、そのSF-810B/Vには、内蔵式の心拍計が搭載されたこともあって、SF-710Sにはなかった心拍関係の設定機能が追加されました。

それが、心拍ゾーンのオートゾーン設定です。

具体的には、ユーザー設定で登録された生年月日を元に、5つの心拍ゾーンを自動設定するというものです。

もちろん、SF-710Sでも、購入時から5つの心拍ゾーンは設定済みなのですが、ユーザー自身の年齢や運動歴によって、SF-710Sの小さな液晶画面上で5つのゾーンそれぞれを微調整する必要がありました。

では、心拍ゾーンのオートゾーン設定が搭載されたSF-810B/Vではどのようになっているのか?

その答えはというと、初期設定をかなり快適なものにできる機能になっていました。

というのも、
1、時計表示中に左上の「Bボタン」を長押しする
2、「ユーザー設定」を選択する
3、「心拍ゾーン」を選択する
4、一番下に表示される「オートゾーン」を選択する
という操作を一度行うだけで、5つすべてのゾーンがそれぞれの年齢に合ったものに書き換わり、その後利用できるようになるからです。

ちなみに、管理人が実際に生年月日を変更して試した限りでは、それぞれのゾーンは
○20歳
ゾーン1:30-116
ゾーン2:117-136
ゾーン3:137-155
ゾーン4:156-175
ゾーン5:176-240

○30歳
ゾーン1:30-110
ゾーン2:113-131
ゾーン3:132-150
ゾーン4:151-168
ゾーン5:169-240

○40歳
ゾーン1:30-108
ゾーン2:109-126
ゾーン3:127-144
ゾーン4:145-162
ゾーン5:163-240

○50歳
ゾーン1:30-104
ゾーン2:105-121
ゾーン3:122-138
ゾーン4:139-156
ゾーン5:157-240

○60歳
ゾーン1:30-100
ゾーン2:101-117
ゾーン3:118-134
ゾーン4:135-150
ゾーン5:151-240

○70歳
ゾーン1:30-96
ゾーン2:97-112
ゾーン3:113-128
ゾーン4:129-144
ゾーン5:145-240
といった形になっていて、年齢ごとに緩やかにゾーンが変化していることがわかります。

また、実際の年齢ではなく、好みのゾーン設定になる年齢を設定し、その後、オートゾーン設定を完了してから、正しい年齢に戻した場合でも、オートゾーン設定でのゾーン設定の変更は維持されるので、そうした利用方法も手間の削減のためにはおすすめかもしれません。

もちろん、SF-810B/Vの液晶ディスプレイ上やiPhoneやiPadなどのアプリ上からも、こうして設定した心拍ゾーンの微調整は可能ですが、スマートフォンやタブレットの大きな画面で直感的に操作できることから考えても、そうした微調整は専用アプリ上からの操作が適していると管理人は感じています。

ただし、2014年10月31日現在、管理人が最新の専用アプリで試した限りでは、オートゾーン設定の操作はアプリ上では行えないため、SF-810B/Vでの操作が必要になることだけは要注意です。

多少不便を感じる部分なので、今後のアプリのアップデートでの解消が期待される部分だと言えますね。

ちなみに、オートゾーン設定と共に、SF-810B/Vで新しく搭載されたシリアスランナー向けの心拍測定設定はというと、こちらは管理人が複数の心拍計を同時に利用したりなどして試した限り、通常設定の「設定1」とシリアスランナー向けの「設定2」では確かに異なる結果が表れる結果になりました。

具体的には、安静時は特に変化はないものの、運動などでの心拍数増加時に、より緩やかに心拍表示が変化し、さらに、「設定1」の心拍数と比べた場合、最大で20から30程度少ない数値を表示するケースも見られました。

そのため、余程心肺機能が強化されたシリアスランナーの方以外は、設定変更は行わず、通常設定となる「設定1」を選択したままの状態で利用するべきだと考えています


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追記1:続きの記事を書きました
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追記2:さらに続きの記事を書きました
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