2014年5月28日水曜日

NHKラジオ英語講座を無理なく、効果的に継続するために管理人がおすすめしたい5つのポイント


2011年春から英語学習に真剣に取り組み始めた管理人の家族のモチベーション維持の目的で、NHKラジオ英語講座での学習を開始した管理人ですが、2014年度もこれまでと変わらず英語学習を継続することにしたため、管理人宅での英語学習も4年目に突入したことになります。

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2011年から続けて4年目というと、管理人自身も意外に長く感じるのですが、この英語学習の継続が難しく、辛いものとして感じていたかというと、そうではないのも事実です。

では、なぜ管理人宅では、それほど負担に感じることなく英語学習を継続できたのか?

それは、
1、教材の難易度は楽に継続できるものを選択する
2、複数の教材と組み合わせる
3、繰り返しの復習を重視し、最終的には暗記を心がける
4、定期購読や電子書籍での購入を行う
5、可能であれば、2人以上の複数人で英語学習を行う
の5つのポイントに注意していたからだと管理人自身は考えています。

それぞれのポイントを見ていくことにしましょう。

まず、1つめの、教材の難易度ですが、この選択は想像以上に重要なポイントと言っても言い過ぎではありません。

やはり、英語学習を数年単位で継続してきた学習者と、英語にこれから本格的に取り組むという学習者では、英語に関する知識量が異なるだけではなく、英語に対して集中力を維持可能な時間に想像以上に大きな差が存在するのは間違いないからです。

そのため、学習開始直後から難しい教材に挑戦するよりも、ある程度簡単だと感じ、楽に継続可能な教材から始めるべきだと管理人は考えています。

この辺りは、フルマラソンの完走を目指した場合でも、トレーニングの最初からゴールであるフルマラソンの42.195kmやその半分のハーフマラソンの距離に挑戦しないという選択をした方が、怪我などのリスクに悩まされることなく、最終的には目標が達成できる可能性が高いのと同じかもしれませんね。

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また、英語学習にはある程度の長い時間の継続が必要だと管理人は考えているのですが、そのような継続する習慣をスムーズに身につけるためにも、英語教材の難易度は最初の数冊だけでも、続けることが苦しいと感じないレベルのものを選択するべきだと感じています。

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2つめの、複数の英語教材を組み合わせるというのも、効果的に英語学習を継続するためにも大切なポイントです。

実際、管理人の家族の場合も、英語学習の教材は、NHKラジオ英語講座を基本のペースメーカーとして利用しながらも、それ以外に1冊から2冊程度の英語教材を平行して学習していました。

これはやはり、文法表現や構文、特定分野の単語など、NHKラジオ英語講座とは別の教材を活用することで効果的に学習可能な弱点がそれぞれの英語学習者ごとに存在しているはずだからです。

もちろん、NHKラジオ英語講座でも、そうした弱点部分が必須の知識として、テキストの中で取り上げられるケースも多いのですが、それも確実ではなく、ややアンバランスな英語学力形成になる可能性もあります。

そのため、他の教材も併用しながらの集中的な学習がおすすめだと管理人は感じています。

また、1冊、教材を完成させる毎に、英語力の向上と、達成感を実感の伴った形で感じられることも、こうした学習をおすすめする理由と言えます。


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次に、3つめの、繰り返しの復習を実行して、最終的には暗記を心がけるというのも、英語学習を継続し続けた時間を価値あるものにするためには忘れてはいけないポイントだと管理人は考えています。

なぜなら、「なんとなく覚えているような気がする知識」は結局、実践の場面で活躍することは難しく、自信を持って活用できる知識というものは、特に思い出そうとしなくても瞬間的に頭に思い浮かべられる知識のみだと管理人は考えているからです。

つまり、英語での会話の中で、なにか英語の表現を耳にした時に「何のことだったかな?」と考えている間も、会話は進んでしまい、それ以後の会話に対して自身が持てない状態になったり、または会話の流れを遮って質問を行う必要が生じてしまうということです。

確かに、専門用語やあまり一般的ではない知識に関しては、このようなことも避けようがないのも事実ですが、ある程度一般的な知識として知っておくべき事柄に関しては、確実に使いこなせるようにトレーニングすることが必要になります。

そのために必要なのは、やはり教材を一度終えただけでそのまま放置することはやめ、逆に復習を繰り返すことを重視し、最終的には、教材でせっかく学んだ知識については暗記している状態にまで到達する必要があると管理人は考えています。

ただし、注意しなくてはいけないのが、英語学習を始めた直後から、完全に教材を暗記していくことを頑張った場合、辛いと感じてしまい、継続する習慣を身につける前に挫折してしまう可能性が高くなります。

そのため、仮にNHKラジオ英語講座をメインの英語学習に選択した場合でも、数カ月から半年程度の間は、最終的な目標の暗記については気にせず、できることなら休むことなく毎日英語に触れる時間を設定しながら、英語を継続的に学習する習慣を身につけることを優先するべきだと管理人自身も感じています。

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続いて、4つめの、定期購読や電子書籍での購入を行うということも、余分なストレスを感じることなく、NHKラジオ英語講座をメインの英語学習教材として継続するためには重要なポイントです。

というのも、NHKラジオ英語講座のテキストは、実店舗を持つ書店さんの通常販売では、売り切れが発生することがあり、定期購読や電子書籍での購入を行なっていない場合、テキストを在庫として持っている書店さんを探し回る必要が生まれてしまうからです。

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こうしたテキストが入手できないなどのトラブルは、NHKラジオ英語講座継続失敗の原因になってしまう可能性もありますから、事前に回避できるトラブルは徹底的に対策を行うべきだと管理人は考えています。

ただ、2014年現在、定期購読よりも電子書籍での購入の方が、テキスト販売価格だけではなく、学習時のページめくりの快適さなどの面でメリットが大きなものになっていますから、管理人としては、2014年度からNHKラジオ英語講座での学習を始める方には電子書籍(電子版)での購入がおすすめしたいというのが正直な部分です。

実際、管理人宅でも2014年度から定期購読から電子書籍での購入に切り替えましたから。

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最後に、5つめの、2人以上で英語学習を行うということも、社会人が英語学習の継続に途中で挫折することなく、続けていくためには重要なポイントと言っても言い過ぎではありません。

というのも、管理人宅でも管理人の家族のモチベーション維持の目的で、管理人も同じテキストを利用して学習を継続しているのですが、お互いにプライドがあるためか、英語学習を途中で投げ出さずに続けられたという一面も確かに存在するからです。

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やはり、1人で英語学習を継続する場合、時間的にも体力的にも余裕がある時だけではなく、お仕事などで精神的にも肉体的にも疲れている時でも、1人で自分自身の甘えに立ち向かう必要がある以上、途中で挫折してしまうリスクが高くなるのは避けられません。

それを避けるためにも、家族や友人、知人、さらには同僚などを、部分的だとしても構わないので、英語学習に巻き込むことを検討してみるべきだと管理人は感じています。


以上が管理人宅でも実際に活用してきて、英語学習継続のために、確かな効果を感じているポイント5つです。


確かに、英語学習と聞くと、継続が難しく、費やした時間に対するメリットが感じられないと感じていらっしゃる方も多いかもしれません。

しかし、英語学習は、ある程度の期間を継続できるのであれば、確実に効果があるもので、学習者の頑張りを裏切らないものだと管理人は感じています。

というのも、管理人が、管理人の家族と英語学習を継続して一番強く実感したことは、英語学習とは、筋力トレーニングにとても近いものだということだったからです。

ただし、筋力トレーニングと同じように、英語学習にも、効率を高め、継続が簡単になる工夫やポイントも存在すると感じていますから、それらをうまく自分自身の学習に組み込むことが大切なのは間違いないでしょう。

そういったことまで考えると、これから英語学習を真剣に始めたいという方には、とりあえず、最初の数冊として選択する教材として、継続を妨げない好条件がそろっているNHKラジオ英語講座はおすすめだと、2011年からこれまで継続してきた管理人自身も考えています。


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追記1:続きの記事を書きました
NHKラジオ英語講座継続を優先して考えた時、別売りCD購入や無料での放送録音をあえておすすめしない理由

追記2:さらに続きの記事を書きました
NHKラジオ英語講座の学期途中からの開始も意外におすすめだと管理人が考える理由

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