2014年4月9日水曜日

3年&同一利用金額対決?JALカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードではマイル数と年会費負担にどれだけ差がつくのか

JALマイルをコツコツ貯めている管理人宅ですが、2014年現在はJALカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの2種類のカードを主に利用するようにしています。

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この2つのカードの使い分けに、今のところ満足している管理人ですが、ひとつ気になっていることがあります。

それは、JALカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは、利用金額が同じ場合、獲得できるマイル数や年会費などの負担はどの程度異なるのかということです。

やはり、JALカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは、JALカードに比べてMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの方が獲得できるマイル数が多い一方で、年会費やマイル移行のための手数料負担なども存在し、それらをどのように評価するべきなのか、管理人自身はっきりと理解しているわけではありません。

そこで、今回の記事では、JALマイルの有効期限となる3年間という区切りの中で、 JALカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのそれぞれを年間で50万円、100万円、200万円利用した場合の獲得マイル数と年会費等の負担をまとめてみたいと思います。

ちなみに、JALカードについては、
年会費:2,160円
ショッピングマイル・プレミアム年会費:3,240円
合計5,400円を支払うことで100円で1マイル獲得できます。

参考リンク:
JALカードの種類
JALカードショッピングマイル・プレミアム
JALさんより)


また、 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの場合は、前年までの利用金額などによってマイルへ交換可能なポイントの還元率が異なるのですが、利用期間ごとの還元率は
1年目
50万円:1,000円で12マイル
100万円:1,000円で12マイル
200万円:1,000円で12マイル

2年目
50万円:1,000円で9.6マイル
100万円:1,000円で12マイル
200万円:1,000円で12マイル

3年目以降
50万円:1,000円で10.4マイル
100万円:1,000円で13.6マイル
200万円:1,000円で13.6マイル
といった形になっています。

ただし、 MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードでは、年会費21,600円に加え、1年間有効のマイレージプログラム参加費3,240円と移行1回ごとに必要な移行手数料6,480円が加えられることになります。

参考リンク:
グローバルポイントサービス
グローバルPLUS
プレミアムスタープログラム
マイレージプログラム
三菱UFJニコスさんより)

まず、JALカードを3年間利用した場合、
○50万円利用
3年間の合計獲得マイル:15,000マイル
3年間の年会費合計:16,200円

○100万円利用
3年間の合計獲得マイル:30,000マイル
3年間の年会費合計:16,200円

○200万円利用
3年間の合計獲得マイル:60,000マイル
3年間の年会費合計:16,200円
となり、年会費負担は変わらず、獲得マイル数だけが、利用金額に比例して増えていくことが分かります。


次に、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを、今現在の管理人のように入会1年目から3年間利用した場合、
○50万円利用
3年間の合計獲得マイル:16,000マイル(2,000ポイント分)
3年間の年会費合計:81,000円
(年会費3年分+参加費+移行手数料2回分)

○100万円利用
3年間の合計獲得マイル:37,600マイル(4,700ポイント分)
3年間の年会費合計:87,480円
(年会費3年分+参加費+移行手数料3回分)

○200万円利用
3年間の合計獲得マイル:75,200マイル(9400ポイント分)
3年間の年会費合計:100,440円
 (年会費3年分+参加費+移行手数料5回分)
といった形になります

また、入会から3年目以降の還元率が、
50万円: 1,000円で10.4マイル
100万円:1,000円で13.6マイル
200万円:1,000円で13.6マイル
の状態で変動しなくなった後、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを3年間利用した場合、
○50万円利用
3年間の合計獲得マイル:15,600マイル(1950ポイント分)
3年間の年会費合計:81,000円
(年会費3年分+参加費+移行手数料2回分)

○100万円利用
3年間の合計獲得マイル:40,800マイル(5,100ポイント分)
3年間の年会費合計:87,480円
(年会費3年分+参加費+移行手数料3回分)

○200万円利用
3年間の合計獲得マイル:81,600マイル(10,200ポイント分)
3年間の年会費合計:106,920円
 (年会費3年分+参加費+移行手数料6回分)
という結果になります。

そこで、JALカードとMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードを利用金額ごとにマイル数と年会費負担の差を比べてみると、
○50万円利用
・入会1年目から3年間利用の場合
マイル:16,000-15,000=1,000マイル
年会費:81,000-16,200=64,800円

・3年目以降に3年間利用の場合
マイル:15,600-15,000=600マイル
年会費:81,000-16,200=64,800円

○100万円利用
・入会1年目から3年間利用の場合
マイル:37,600-30,000=7,600マイル
年会費:87,480-16,200=71,280円

・3年目以降に3年間利用の場合
マイル:40,800-30,000=10,800マイル
年会費:87,480-16,200=71,280円

○200万円利用
・入会1年目から3年間利用の場合
マイル:75,200-60,000=15,200マイル
年会費:100,440-16,200=84,240円

・3年目以降に3年間利用の場合
マイル:81,600-60,000=21,600マイル
年会費:106,920-16,200=90,720円
といった結果になりました。

こうしてみると、わずかな獲得マイルの増加のために、大幅に年会費などの負担が増えることになるため、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの利用は JALカード単独での利用に比べて、損だと感じる方も多いかもしれません。

ただし、この結果を見ていく上で、注意点が2つだけ存在しています。

まず1つめは、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのポイントをすべてマイルへ移行することを優先するために、効率的な移行を行なっていない状態での計算結果になっているということです。

具体的には、仮に2,000ポイント分をマイルに交換可能な場合、今回の計算では、1回の移行では1,900ポイントまでの制限があるため、1回目の移行で1,900ポイント、さらに2回目の移行で100ポイントを移行し、合計16,000マイルへの交換という計算を行いました。

しかし、実際に交換を行うケースでは、わずか100ポイント(=800マイル分)の交換のために、6,480円を追加で支払うことは考えにくく、次回の交換のために温存しておくという方が大半でしょう。

そのため、JALカードとの年会費や移行手数料などの差は実際にはもう少し小さなものになるはずです。


次に2つめは、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードには
・年会費21,600円で本会員と家族会員の合計2名が利用可能
・海外旅行に便利なプライオリティパスが無料付帯
といったJALカードの普通カードにはないメリットが存在するというものです。

そのため、プライオリティパスなど、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードのメリットを強く感じている管理人としては、年会費等の負担に関して、もう少し割引を行なった形で計算しても良いと感じているのも事実です。

仮に、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードの年会費21,600円とJALカードの年会費2,160円のそれぞれを0円と計算し、さらに毎年100万円を3年間利用したと考えた場合、
・入会1年目から3年間利用の場合
マイル:37,600-30,000=7,600マイル
年会費:22,680-9,720=12,960円

・3年目以降に3年間利用の場合
マイル:40,800-30,000=10,800マイル
年会費:22,680-9,720=12,960円
となり、金額の追加負担に対するマイルの還元率の増加はなかなか良いものになると管理人自身感じているのも事実です。


もちろん、MUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードに付帯する様々なサービスを利用する頻度が少ない方は、100円で1マイルというシンプルな還元率で確実にJALマイルを貯めることができるJALカードの方がおすすめなのは間違いないでしょう。

しかし、その一方で、管理人宅同様、プライオリティパスなど便利なサービスを目的にMUFGカード・プラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードに申し込みを行なったという方にとっては、少しの費用負担でより多くのマイルが獲得できる選択肢としてのオプションが搭載されたクレジットカードとして活用するというのもなかなか面白いのではないかと管理人自身は考えています。


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