2013年8月16日金曜日

50%オフでのセール価格予約の部屋でも対象?アコーホテルズのプラチナ特典でスイートルームへのアップグレードは可能なのか



少し前に、2013年夏の海外個人旅行として、ヨーロッパを2週間ほどの日程で旅行してきた管理人宅ですが、宿泊したホテルはというと、管理人が上級会員資格の1つ、プラチナ会員であることもあって、アコーホテルズさんというホテルグループを主に利用しました。

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さて、上級会員としてホテルに宿泊する時に最も気になることと言えば、部屋のアップグレードです。

具体的には、どの程度の頻度でアップグレードを期待しても良いのかということはもちろんですが、そのアップグレード対象は、通常の部屋だけではなく、スイートルームまでも対象としているのかということは、どのホテルグループを利用するのかを決める上で大きなポイントとなるのは間違いありません。


管理人の場合、2013年のヨーロッパ旅行では、モンサンミッシェルでの宿泊といった一部の例外を除き、アコーホテルズさんのホテルの中でも、プラチナ会員の特典が受けられると明記されている、ソフィテル、プルマン、Mギャラリーの上位3ブランドのうち、プルマン、Mギャラリーのみを選択し、実際に宿泊してみることにしました。

ちなみに、日本国内では、ソフィテル、プルマン、Mギャラリーの上位3ブランドは運営されていないため、プラチナ会員特典を日本国内で受けることはできません。

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さて、予約自体は、ちょうど期間限定で開催されていたヨーロッパ各国のアコーホテルズさんのホテルが最大50%引きになるキャンペーンを利用しました。

こうしたキャンペーンは、アコーホテルズさんだけではなく、ヒルトンさん、シェラトンさんなどの他のホテルグループさんでも、頻繁に行われているため、ある程度、旅行の予定が確定しているのであれば、うまく活用することで、満足度の高い旅行を実現する上で大きな助けになります。


気になる結果はというと、管理人が利用した5滞在のうち、プルマンで1回、Mギャラリーで1回の合計2滞在でスイートルームへのアップグレードが行われました。
価格としては宿泊する時期による変動はあるものの、1泊1,000ユーロを越えてしまうスイートルームです。

ただし、ヨーロッパの観光地に存在する、ややクラシカルなホテルということもあって、スイートルームといっても、広さや設備の新しさには制限があると感じたのも事実。

そういった意味では、アメリカを発祥とするヒルトンさんやシェラトンさんなどの、サービス自体に安定感のあるのホテルのサービスの方が好みと感じる方も多いかもしれません。

しかし、通常のヨーロッパのホテルで期待される一般的な客室よりは、スイートルームでは寝室とリビングが別々に容易され分かれているなど、明らかに広いのは間違いなく、また、ベッドも明らかに質の良い物が用意されていたので、快適に過ごすことができました。

ちなみに、滞在日数はスイートルームへのアップグレードが行われたプルマン、Mギャラリーのどちらも2泊ずつの滞在でしたが、もちろん、2泊ともスイートルームで過ごすことが可能です。


また、スイートルーム自体も、想像以上にセキュリティがしっかりしていて、スイートルーム専用のエレベーターがある建物棟に入るためにも、カードキーが必要という充実ぶり。

さらに、そこへのアクセス自体も、ホテル入口からかなり近いものの、スイートルーム利用者以外にはそうとは気付かれないように、さりげなくカモフラージュされているため、部屋に戻る際も時間がかからず、非常に快適でした。


こういったアクセスの良さのように、ホテルの仕様としてアピールが難しいサービス面での快適さには、想像以上にコストが必要な一方で、安易なコストカットが行われやすいものですから、管理人が特に嬉しいと感じ、関心した部分の1つと言っても間違いありません。


こうして見てみると、例え大幅な割引が行われるキャンペーンを利用して予約を行ったとしても、アコーホテルズさんのプラチナ会員の特典を活用することで、スイートルームへのアップグレードも可能だということが分かります。

ただし、こうしたアップグレードは、あくまで宿泊当日にアップグレード先の部屋に滞在日数を通して空きがあることが必須条件で、さらにそうした空室状況は宿泊を行う時期によって大きく変動するため、アップグレードは常に実現されるものではないもの事実です。

そのため、ホテルでチェックインを行う時に、スイートルームにアップグレードされたのなら幸運というくらいの気持ちで期待しておくのが良いと感じています。

参考リンク:
無料のLe Club Accorhotels 特典をお楽しみください
Le Club Accorhotels 利用規約(PDF注意)
アコーホテルズさんより)


とはいえ、管理人の実際の体験では、40%もの高確率でのスイートルームへのアップグレードとなり、かなりの満足度を得たのも事実です。

確かに、他のホテルグループの上級会員特典と比べた場合、日本ではどうしても活躍の機会がなく、マイナーな印象を感じてしまうアコーホテルズさんのプラチナ会員特典ですが、ヨーロッパでの宿泊を考えた時、想像以上に強力な特典と言っても言い過ぎではないのかもしれませんね。


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追記1:続きの記事を書きました
ウェルカムドリンクのホテルごとの個性も旅行の楽しみ?アコーホテルズのプラチナ会員特典を実際に活用してみた

追記2:さらに続きの記事を書きました
なかなか期待ができる高頻度?アコーホテルズのプラチナ会員特典を利用して5つのホテルで部屋の無料アップグレードをリクエストしてみた

追記3:もうひとつ続きの記事を書きました
スイートルームとの意外な違いと共通点?アコーホテルズLe Club Accorhotelsのプラチナ会員特典のウェルカムギフトサービスについて考える

追記4:さらにもうひとつ続きの記事を書きました
旅程によっては旅行中の利用も可能?アコーホテルズの宿泊後のポイント付与はいつ行われるのか?

追記5:加えてさらに続きの記事を書きました
朝食なしの予約がアコーホテルズプラチナ会員特典で部屋のアップグレードが行われた時、食事の優遇は行われるのか?

追記6:加えてもうひとつ続きの記事を書きました
2013年10月からの大変動?Le Club Accorhotelsの会員特典はどのように変化することになったのか

追記7:加えてさらにもうひとつ続きの記事を書きました
ドルとユーロの為替に注意?Le Club Accorhotelsの2,000ポイントで40ユーロ分のバウチャーを利用して国内のアコーホテルズに宿泊してみた

追記8:もう少し続きの記事を書きました
国内でも利用可能なアコーホテルズ上級会員特典?プラチナ会員特典変更後にメルキュールホテル銀座東京に宿泊してみた

追記9:さらにもう少し続きの記事を書きました
同じ特典でもブランドごとの違いはあり?アコーホテルズのメルキュールとイビスのプラチナ会員向けウェルカムドリンクを比べてみた

追記10:追加で続きの記事を書きました
条件未達成でもアコーホテルズの上級会員特典がもう一年?「A whole new year to enjoy your Elite status」メールが到着

追記11:さらに追加で続きの記事を書きました
アコーホテルズ上級会員用のLe Club Accorhotels更新カードは以前のカードの期限切れから何日で届けられるのか

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