2013年6月20日木曜日

PX-3VやPX-5VとPX-7Vの後継機は2014年以降?それとも2013年夏?エプソン製次世代プリントヘッド量産開始


写真用プリンターとしてエプソンさんのPX-5VとPX-7Vを愛用している管理人にとって気になるニュースが最近発表されました。

それがこれ、エプソンさんによる次世代インクジェットプリントヘッド新規生産ラインの日本国内に立ち上げに関するニュースです。

簡単に今回のニュースについて説明すると、
・次世代インクジェットプリントヘッド量産開始
・国内の2つの工場拠点に新規生産ラインを構築
・従来に比べ小型化、高精度、高コストパフォーマンスが特長
・今後の超高精度化による高画質、高密度化による高速化も視野に
・2013年度のビジネス系と産業系プリンターにまずは搭載予定
といったところでしょうか。

参考リンク:
次世代インクジェットプリントヘッドの新規生産ラインを日本国内に立ち上げ
エプソンさんのニュースリリースより)


管理人として特に気になったのは、この次世代インクジェットプリントヘッドは
まずは2013年度に発売するビジネス系と産業系のプリンターから順次搭載していく予定
とニュースリリースに明記されていることです。

となると、どうしても考えてしまうのは
・PX-3VやPX-5VとPX-7Vの後継機種はいつ発売されるのか
・これら新機種へ次世代プリントヘッドは搭載されるのか
ということの2つです。


少なくとも、今後のエプソンさんのプリンターにとって、目玉となる次世代インクジェットプリントヘッドが搭載されないまま、3年前後の販売間隔を持つプリンター製品が新たに販売されるということは考えにくいというのが管理人個人の感想です。

では、今までの発売スケジュールはどうなっているのかというと、
PX-5002とその先代機種の発売年月日は、
PX-5002 2009年10月
PX-5800 2006年11月
ということで、2年11ヶ月、つまり約3年で更新。

また、PX-5Vの系統についても見てみると、
PX-5V 2011年2月 (発売間隔2年9ヶ月)
PX-5600 2008年5月 (発売間隔3年)
PX-5500 2005年5月 (発売間隔3年2ヶ月)
PM-4000PX 2002年3月
とこちらも約3年の販売間隔が維持されていることが分かります。

ちなみに、PX-7Vの系統についても見てみると、
PX-7V  2011年9月 (発売間隔3年8ヶ月)
PX-G5300 2008年1月 (発売間隔1年11ヶ月)
PX-G5100 2006年2月 (発売間隔1年3ヶ月)
PX-G5000 2004年11月
となっていて、製品ごとのばらつきは大きく、新製品がフルモデルチェンジなのか、それともマイナーチェンジなのかによってさえも発売時期を予想すること自体も難しいというのが正直な部分ですね。

管理人作成の関連記事:
EPSON新フラグシップPX-3Vのスペック/発売日を3つの手がかりから論理的に分析してみる


さて、エプソンさんの製品発表スケジュールでは、例年、ビジネス系インクジェットプリンターは8月後半に発表され、その発表の翌週以降に一般家庭用を含めたカラリオシリーズが続いて発表されるというのが通例です。

参考リンク:
ビジネスインクジェットプリンター6機種 新登場(2012年8月21日)
次世代カラリオ・プリンター 11機種新登場(2012年8月29日)
エプソンさんのニュースリリースより)


それを踏まえて考えると、少なくとも2013年8月のビジネス系インクジェットプリンターの発表までは、PX-3VやPX-5VとPX-7Vの後継機種は販売されないことはほぼ間違いないでしょう。

また、販売間隔から考えても、2009年10月の発売開始からすでに3年以上が経過した PX-5002の後継機種としてPX-3Vが華々しく次世代インクジェットプリントヘッド搭載の写真用高画質プリンターとして発売されるのではないかと管理人は予想しています。

一方のPX-5VとPX-7Vの後継機種に関して考えてみると、2011年2月の販売開始から3年が経過していないPX-5Vの後継機種発売は、PX-7V系統同様に、マイナーチェンジとして行われる可能性は残されているものの、エプソンさんの今までの製品スケジュール的には、同じ年に3機種同時発売は考えにくいというのが正直な感想です。

そのため、2013年の9月から10月にPX-3Vの発売、その後、2014年1月から3月または2014年9月から10月にPX-5VとPX-7Vの後継機種のいずれか1機種の発売というのが管理人が現実的と思える予想になっています。


とはいえ、インクジェットヘッドが更新されるということは、インクチェンジシステムなどの、利用していく中で不便に感じるエプソンさんの写真用顔料プリンターの弱点がついに改良される機会になる可能性は高いはずです。

そういった意味でも、これからのエプソンさんのプリンターのモデルチェンジには管理人自身も目が離せないと感じています。


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追記1:続きの記事を書きました
3年ぶりの新製品はSC-PX5VⅡ?PX-5VとPX-7Vを使い分けている管理人が考えるEPSON SC-PX5VⅡを買うべき理由

追記2:さらに続きの記事を書きました
最大の不満点解消は先送りでも管理人がPX-5Vから2015年4月モデルSC-PX3Vへの乗り換えを検討している理由

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