2012年12月20日木曜日

大事なのは利用条件?ソニー製学習リモコンRM-PLZ530D、RM-PLZ430D、RM-PLZ330Dはどれを買うべきなのか?


結果的に、ソニーさんの3台の学習リモコンを購入してみた管理人ですが、その結果、理解することになったのは、上位の学習リモコンがすべての利用状況で、最も優れた学習リモコンだというわけではないということでした。

管理人作成の関連記事:
ついに3台目?ソニー製学習リモコンRM-PLZ530D、RM-PLZ430D、RM-PLZ330Dを比較してみた


では、通常、大は小を兼ねるという考え方と同様に、とりあえず高額な上位機種を購入することで、エントリー機種を購入した際の後悔は防げるという考えが通用しやすい家電製品の世界で、なぜそんなことが起こるのか?

それは、学習リモコンという製品が、利用するユーザーによって、求めるメリットが大きく異なることが理由と言えます。

分かりやすい例としては、エントリー機種といえるRM-PLZ330Dのチャンネル切り替えボタンの大きさが挙げられるでしょう。

このRM-PLZ330Dのチャンネル切り替えボタンは、より上位機種のRM-PLZ530DやRM-PLZ430Dよりもサイズが大きく、押しやすいボタンが採用されており、チャンネル切り替えを学習リモコンの重要な役目と考えている方にとっては、最適な学習リモコンはRM-PLZ330Dということも十分考えられます。  

そういうこともあって、ソニーさんの学習リモコンの購入機種の選択は利用状況や様々なリモコンに対する考え方を元に決定するべきだと、3台の学習リモコンを購入した管理人としては考えるようになりました。


そこで、今回は、ソニーさんの学習リモコンRM-PLZ530D、RM-PLZ430D、RM-PLZ330Dの3台について管理人が気になった部分を中心に比べてみたいと思います。

比べるのは
・価格
・ボタンの種類と数
・形と重さ、カラー展開
の3つ。

これ以外にも、ソニーさんの学習リモコンのメリットとして有名な信号の強さがあるのですが、管理人がかなり頑張って比較してみても、信号の強さに関して、RM-PLZ530D、RM-PLZ430D、RM-PLZ330Dの3台では違いを見つけることができませんでした。

そのため、一般的な家庭での使用では、特に違いとして考える必要のない部分だと管理人は考えています。

では早速比べて見ることにしましょう。

まずは価格ですが、ここでは市場の最安値を比較しやすい価格ドットコムさんのデータを利用したいと思います。

参考リンク:
RM-PLZ530D、RM-PLZ430D、RM-PLZ330Dの詳細比較 
価格ドットコムさんより)


比較してみると、
RM-PLZ330D:約2,000円
RM-PLZ430D:約2,200円
RM-PLZ530D:約2,800円
となっています。

こうしてみると、リモコンという製品が長期間利用可能なことと合わせて考えても、エントリー機種と最上機種との間の価格差は、一般的な他の製品に比べて、割合としても絶対的な金額としても、大きな差はないということが分かると思います。

そういう意味では、純粋に必要な機能が搭載されている学習リモコンを選択しやすいといえるかもしれませんね。


次に比較するのは、学習リモコンで最も重要となるボタンの種類と数です。

RM-PLZ330D:
設定可能ボタン57個
設定可能機器数4つ

RM-PLZ430D:
設定可能ボタン数63個
設定可能ボタンにもうひとつ機能付加可能なシフト機能も搭載
すべての機器設定共通のシステムコントローラボタン4個
設定可能機器数5つ

RM-PLZ530D:
設定可能ボタン数61個
設定可能ボタンにもうひとつ機能付加可能なシフト機能も搭載
すべての機器設定共通のシステムコントローラボタン4個
設定可能機器数8つ

このように、RM-PLZ530DとRM-PLZ430Dに関しては、設定可能機器数が多いだけではなく、シフトボタンが存在することで圧倒的なまでの設定可能なボタン数を誇ることになります。

その数、メーカーであるソニーさんの仕様では
RM-PLZ330D:最大232キー
RM-PLZ430D:最大614キー
RM-PLZ530D:約948キー
と無視できないほどの差になるのは忘れるべきではないでしょう。


参考リンク:
学習リモコンの仕様比較結果
ソニーさんより)

やはり、これだけのボタンが設定可能になると、テレビやレコーダーだけではなく、照明や扇風機、さらには、エアコンなども、学習リモコンだけで快適に利用することが可能になります。

管理人作成の関連記事:
学習リモコンでエアコン操作は可能?3台目の学習リモコンとしてRM-PLZ530Dを注文した理由


最後に比較するのが、形と重さ、カラー展開といったデザインに関する部分です。

に関しては意外にも裏面に大きな差が生じています。


写真は、手前からRM-PLZ530D、RM-PLZ430D、RM-PLZ330Dの順番で並んでいるのですが、RM-PLZ530Dだけ、丸みを帯びた形のデザインが採用されていることが分かります。

そのため、平らな場所に置いたりすると、安定しないということは、RM-PLZ530Dを利用してみてはじめて気がつくことかもしれません。

その点、RM-PLZ430DとRM-PLZ330Dでは、裏面が平らなこともあって、そういった違和感は感じにくいというのが正直な感想です。

とはいえ、手に持った時の感触は、どの学習リモコンも意外にしっかり手に馴染むもので、それほど気にすることはない、慣れの部分かもしれませんね。

また、重さとカラー展開については
RM-PLZ330D:
電池非搭載時の実測値で133g
ホワイトカラーのみ

RM-PLZ430D:
電池非搭載時の実測値で134g
ブラックカラーのみ

RM-PLZ530D:
電池非搭載時の実測値で130g
シルバー、ブルー、レッドの3色展開
となっています。

ちなみに管理人の場合はかなり鮮やかで綺麗な赤の塗装が行われていたのもあって、レッドバージョンを購入しました。


以上が、管理人が気になるポイントを比べてみた結果です。

こうしてみると、ソニーさんの学習リモコンを購入する時の考え方が少し見えてくるように思います。

管理人になりに簡単にまとめてみると、
RM-PLZ330D:
表面も裏面もホワイトカラーで統一されたデザインが好ましい
学習リモコン機能をそれほど必要としない
チャンネルボタンは大きいほうがいい
平らな場所に置く時に安定して欲しい
価格は可能な限り安いほうが良い

RM-PLZ430D:
表面も裏面もブラックカラーで統一されたデザインが好ましい
様々な機器に対して学習リモコンを活用したい
平らな場所に置く時は安定して欲しい
価格は最も安いものでなくても構わない

RM-PLZ530D:
カラーはホワイトやブラック以外の3色から好きなものを選びたい
かなり多くの機器にも対応する学習リモコンが欲しい
可能な限り1gでも軽いリモコンが良い
平らな場所に置く時に多少不安定でも気にしない
価格はそれほど気にしない
といった感じになりました。


基本的に、後悔しない選択として、バランスの良いRM-PLZ430Dがおすすめしやすいというのも管理人の正直な感想です。

また、テレビでの利用がメインといった場合や機械操作がそれほど得意ではないユーザーが強力な信号目的に購入するといった場合は、RM-PLZ330Dが想像以上の満足度を提供してくれるのも確かでしょう。
実際、使いやすく、きびきびした動きを実現する学習リモコンは、実家などへのプレゼントとしても喜ばれるかもしれません。


一方、最上位機種のRM-PLZ530Dは余程はっきりした目的がない限り、買いにくい製品といってもいいかもしれません。

実際、管理人自身も、エアコンの操作を学習リモコンで行う計画を考えなかったのなら、 RM-PLZ330DとRM-PLZ430Dで十分だったと今でも考えていますから。

そういった意味では、ソニーさんの学習リモコン購入では、家電製品購入にもかかわらず、大は小を兼ねるという考え方が珍しく通用しないと言っても間違いないのかもしれません。 

学習リモコンを実際に使用したことがないという方は、一先ずRM-PLZ430Dを一度試してみて、その快適さを楽しんでみるのもおすすめだと思いますよ。


管理人おすすめの学習リモコン購入先リンク:
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追記1:続きの記事を書きました
エアコンを満足して使えるためのソニー製学習リモコン設定を考えてみる~RM-PLZ530Dレビュー~

追記2:さらに続きの記事を書きました
信号が強力な学習リモコンと複数台LEDシーリングライト運用の相性は想像以上に良かった

追記3:もうひとつ続きの記事を書きました
学習リモコンユーザーの特権?OlasonicスピーカーTW-D7OPT(B)のタイムラグを無くす簡単な方法


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