2012年12月8日土曜日

管理人愛用のテクニック利用前提でレイトチェックアウト確約プランの価値を考えてみる


少し前のことですが、年末年始に家族と海外旅行に行く予定の同僚と話題になったことがありました。

それは、レイトチェックアウト可能なプランの価値

というのも、管理人の同僚の場合、自宅からの交通機関の利便性と、海外旅行に参加する家族の予定、さらには、フライト時刻の都合もあって、空港付近のホテルに前泊することを考えているらしいのですが、フライト当日はできるだけホテルでゆっくりして、その後空港に向かいたいと考えているため、レイトチェックアウトが重要になるということでした。

そう言われてみると、管理人自身はレイトチェックアウトが確約されているプランの価値というものを考えたことがありませんでした。

というのも、管理人の場合、国際線は主に成田空港を利用するのですが、その際も前泊を行うよりも当日に移動することが大半です。

では、全くレイトチェックアウトを利用しないのかというと、そういうわけでもなく、国内の出張などでは、予定にもよりますが、レイトチェックアウトサービスを利用することもあります。

ただ、その際も、プランとして明記されているものを利用するよりは、ホテルが提供する無料サービスとしてのレイトチェックアウトを活用しているのが正直な部分です。

実際、ホテルの中には、レイトチェックアウトは標準的なサービスとして提供されてケースがあり、宿泊客側で申し出ると、意外に対応してもらえることもあります。

また、一部のホテルでは、無料会員を含めた、会員向けのサービスとして明記して提供していることもあります。

参考リンク:
宿泊に関するよくあるご質問
(ANAインターコンチネンタルホテル東京さんより)

ヒルトンHオナーズの会員特典
ヒルトンさんより)


ただし、こういったレイトチェックアウトのサービスを提供するホテルであっても、多くの場合、レイトチェックアウトが可能かどうかは、チェックイン当日にフロントでのみ回答するということが一般的で、そういった不確定要素を除外できるという意味では、レイトチェックアウト確約の宿泊プランに魅力を感じるという方も多いかもしれません。

しかし、本当にレイトチェックアウトを確定した上でホテルを予約したいのであれば、ちょっとしたテクニックが存在するのも事実です。

それは、ホテルに直接電話による予約を行うこと
また、その際に、予約係の方に、他のリクエストと同様に、レイトチェックアウトをお願いしたい旨をきちんと伝えることです。

このように予約を行うことで、予約時に、レイトチェックアウトを確定した状態で予約が可能になります。

ちなみに、管理人の経験では、レイトチェックアウトの希望をリクエストした場合に実現するのかどうかについては、
電話予約>当日のフロント>全国対応の予約センターへの電話予約>オンライン予約
の順番で可能性が高くなり、この辺りは繁忙期ほど明らかな差が生まれると管理人は感じています。

ただし、このテクニックにも注意点が2つほど存在しています。

その注意点とは、
1、譲歩すべきポイントとしてチェックアウト時間帯を理解しておく
2、オンライン予約に比べ価格面での割高にならないようにする
の2つです。

1つめの注意点は、レイトチェックアウトの仕組みを考えると分かりやすいでしょう。

というのも、レイトチェックアウトサービスを提供することで、ホテル側が負担しなくてはならないのは、次の宿泊客を案内するまでの準備時間です。

つまり、レイトチェックアウト希望の顧客が増えると、少ない時間で部屋の清掃などを行う必要が生じるため、混みあう時期やそもそも部屋数が少ない種類の部屋はレイトチェックアウトを受け付けたくないのは当然です。

実際、たくさんの部屋が存在する通常タイプの部屋では、レイトチェックアウトは意外と簡単に了承してもらえるものですが、ただでさえ部屋数が限られるスイートタイプの部屋となると、かなり厳しい感触となることを体感した方は意外に多いかもしれません。

そこで、レイトチェックアウトの確約が予約時に欲しいという時には、より部屋数の多い部屋タイプで予約するということが意外に大切な譲歩すべき条件となります。

また、レイトチェックアウトの時間についても、最大となる遅い時間を最初から希望する場合は難しくても、その1時間から2時間前程度までのレイトチェックアウトを希望するのであれば、意外に快く引き受けてもらえることも多いと言えます。

この辺りは、譲歩できるポイントとして、宿泊客側が提示しないことには、レイトチェックアウトは不可能ですという回答をもらって終了ということにもなりかねないため、覚えておいても損はないはずですね。


2つめの注意点としては、電話での予約時の価格設定があります。

というのも、オンラインでの予約では、ホテルのサイトから直接予約を行うのか、それとも大手宿泊予約サイトから行うのかに関わらず、基本的に最も安価な価格がおすすめ価格として提示されることが多いため、割高な価格での予約を行うリスクはそれほど高くはありません。

しかし、電話での予約の場合、通常の正規料金での案内を受ける可能性が全くないわけではないため、その点での注意は必要です。

そのため、電話予約前に、一般的なオンライン予約価格は調べておいたり、あるいは、電話での予約時には正規料金でのみの案内を行うホテルを予約することを避けるなどの対策は必要でしょう。

それに加えて、一部のホテルでは、利用頻度の高い顧客向けに割引サービスや独自の無料サービスを提供している場合もあります。

また、そういったホテルの多くは、大手予約サイトへの手数料を嫌ってか、会員向けの予約ページ上や上級会員ということを伝えた上での電話予約では、他の予約サイトと同等以下のお得な価格を提供していることも頻繁に見られます。

そういった様々な恩恵を受けるためにも、お好みのホテルの利用を継続して行うのも良い選択といえるかもしれません。


こういった理由から、管理人自身は、レイトチェックアウト確約のプラン自体に大きな価値を感じることが無いというのが正直な部分です。

とはいえ、年末年始といったピーク時となる宿泊時期や宿泊する部屋の種類によっては、意外に重宝することも事実ですから、そういった貴重なプランを見つけた時には、利用してみるというのも面白いかもしれませんね。


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