2012年12月14日金曜日

無料なのに容赦無い完成度の英語学習ツール?ニュースで英会話は音読学習のお試しにもピッタリ


1年半以上に渡って英語学習を継続している管理人の家族ですが、NHKのラジオ講座をペースメーカとしつつ、社会人向けの英語学習教材を完成させていくという毎日をコツコツ続けています。

特に学習する教材自体はNHKラジオ講座のテキストにしても、社会人向けの英語学習教材にしても、緊迫感を常に感じるためという理由で、毎月英語学習のためにお金を出費するようにしてきました。

では、無料の英語学習ツールやサービスを利用していないのかというと、そういうわけではありません。

実際、管理員の家族もボキャブラリー構築には、P-Study Systemという、無料の英単語学習ソフトウェアをゲーム感覚で利用し、楽しんで継続ができているようです。

管理人作成の関連記事:
英語学習を無料で始めたい人にはP-Study Systemをおすすめする理由


また、リスニング対策でも、2012年の春から利用を始め、今現在も継続している優れた無料の英語学習サービスが存在しています。

それが、NHKさんが提供する、ニュースで英会話というサービスです。

ニュースで英会話について簡単に説明すると、
・実際のニュース番組の一部を教材としたサービス
・サービス自体はインターネット上で提供
・更新は平日の1日1回
・バックナンバーも充実
・英文と和訳がセットで提供
・英語音声も早さ切り替え可能
・単語の意味や発音もボキャブラリー機能として提供
・簡単な解説と例文、小テスト機能も準備
・CD付きの冊子としても販売中
といったところでしょうか。

参考リンク:
ニュースで英会話 2012年 12月号 [雑誌]
ニュースで英会話 2012年 12月号 [雑誌]
Amazonさんより)

ニュースで英会話
NHKさんより)


特に、このニュースで英会話が優れている点は、無料でありながら、英文と和訳、さらには英語音声がセットになって提供されていて、インターネット環境とやる気さえ準備できるのであれば、無料での英語学習が始めることが可能だということです。

また、更新頻度は平日の1日1回ですが、2012年12月現在、2011年の3月28日以降のバックナンバーでは英語音声が依然提供されていることもあって、バックナンバーの量は膨大です。

そのため、あっという間にすべてのバックナンバーを終えてしまって物足りないということはあまり考えられないでしょう。

参考リンク:
ニュースで英会話バックナンバー2011年3月分
NHKさんより)

ちなみに、バックナンバー自体は、2009年3月分から存在しているのですが、2011年3月25日分までの英語音声の提供が終了しているため、学習に利用するのであれば、2011年3月28日以降のバックナンバーがおすすめです。

参考リンク:
ニュースで英会話バックナンバー2009年3月分
NHKさんより)


管理人の家族も、ニュースで英会話で提供される1回の分量がそれほど多いものではないこともあって、気軽に気分転換の1つとして学習できることも気に入っている理由の一つと言えそうです。

さらに、学習を行う上での手軽さ自体は、ニュースで英会話の方が、テキストを購入してラジオに耳を傾けるNHKラジオ講座よりも圧倒的に優れていることもあって、快適に継続する上では大きなプラスになっているようです。


では、すべての英語学習者が、ニュースで英会話での学習を行うべきなのかというと、管理人としては最初に利用する教材としてはおすすめできないと考えています。

というのも、ニュースで英会話という名前が表すように、この教材は現実に起こっているニュースを題材として利用しています。
そのため、ビジネス用途で英語をしっかり使っていきたいと考える方にはゴールへの最短距離を示す教材と言えるかもしれません。

しかし、日常会話や固さを感じさせない表現、あるいは、イディオムや文法から再確認したいと考えている英語学習者にとっては、題材や表現が少し偏りすぎていると感じる点や、難易度的にも毎日継続するには、英語をもう一度頑張りたいと考える学習者にとって厳しいのではないかと感じるのも正直な部分です。

そういった理由から管理人の家族も、ニュースで英会話を実際に英語学習の習慣として取り入れたのは、英語学習を真剣に始めて1年間が経過した、2012年の春からです。

というのも、それ以前の管理人の家族の英語力の場合、取り組むこと自体は可能でしょうが、それを毎日継続していくとなると、かなりの頑張りや辛さが必要になり、結果的に挫折するだけではなく、英語が嫌いになってしまう可能性もあると管理人が判断したからです。

では、すべてのこれから英語学習を再開する方に、いきなりニュースで英会話を始めてみることがおすすめできないのかというとそうではありません。

なぜかというと、全くコストを支払うことなく、NHKラジオ講座で行う学習を体験できる環境として活用可能だからです。

実際、書店などでNHKラジオ講座のテキストを購入して、ラジオ講座を利用した英語学習をお試ししてみるよりも、費用も不要で、お手軽なのは間違いないでしょう。

また、管理人の家族もメインの学習方法として継続している音読学習を、実際に試して見るための環境としても、ニュースで英会話のサービスは最適なものといっても間違いありません。

ただし、注意しなくてはいけないことは、題材や難易度がいきなり英語学習を再開しようとしているすべての方に適したものではない可能性が高いということです。

そのため、管理人としては、英語初心者の方のニュースで英会話の利用はあくまでお試しまでに留め、NHKラジオ講座であれば、ラジオ英会話か入門ビジネス英語のテキストから始めてみることをおすすめしたいと思います。
このどちらも、継続する中で自然に様々な幅広い分野の英語表現がストックされていきますから。

それにしても、サービスのある一部分だけを見てみると、有料のNHKラジオ講座よりも優れたサービスが無料で提供されている現実には驚くばかりですね。

そういった意味では、英語学習者にとっては、英語学習を継続するためのやる気を用意するだけで、英語力を磨く機会が与えられている良い時代をむかえたといっても間違いないのかもしれませんね。


管理人おすすめの音読マニュアル参考購入先リンク:
・シリーズ最高難易度。英語学習経験者におすすめ
英会話・ぜったい・音読 【続・標準編】 (CDブック)英会話・ぜったい・音読 【続・標準編】 (CDブック)
國弘 正雄,千田 潤一

講談社インターナショナル
売り上げランキング : 6504

Amazonで詳しく見る

・シリーズ中級難易度。社会人で英語学習を再開する方におすすめ
英会話・ぜったい・音読 【続・挑戦編】 (CDブック)英会話・ぜったい・音読 【続・挑戦編】 (CDブック)
國弘 正雄,千田 潤一

講談社インターナショナル
売り上げランキング : 6232

Amazonで詳しく見る

・シリーズ入門難易度。英語に苦手意識のある方におすすめ
英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CDブック)英会話・ぜったい・音読 【続・入門編】 (CDブック)
國弘 正雄,千田 潤一,久保野 雅史

講談社インターナショナル
売り上げランキング : 2675

Amazonで詳しく見る
英会話・ぜったい・音読
Amazonさんより)


管理人作成の英語学習関連記事:
コアは47ページまでの音読学習方法論?管理人が音読学習者に「英会話・ぜったい・音読」をおすすめする理由

英会話・ぜったい・音読シリーズはどれを選ぶべきなのか?目的ごとに考えてみる

社会人英語学習者は遅かれ早かれ音読を頑張る必要があると管理人が考える理由

管理人史上最もハードなトレーニング?英語音読+エアロバイクはなかなか強力

できるだけ早期に1冊の英語音読学習本を仕上げてしまうことの意味

英語学習を無料で始めたい人にはP-Study Systemをおすすめする理由

管理人宅が英語学習で音読をメインの学習方法として重視する理由

毎週がプライドをかけた真剣勝負?管理人が家族との英語学習で何を頑張っているのか?

英語音読にはタイマー利用がおすすめ?管理人が回数カウントをおすすめしない理由

英字新聞や英語雑誌は英語学習初心者への隠れた落とし穴?管理人が全力でおすすめしない理由

英語の音読学習を始める時に忘れてほしくない、たった一つのこと

0 件のコメント:

コメントを投稿