2012年5月11日金曜日

KLMのマイルはそのままフライング・ブルー加算がベスト?管理人がデルタスカイマイルに加算を決めた理由

前回の記事でも書いたように、KLMオランダ航空さんを利用する予定のある管理人としては、その旅程で獲得できるマイルを有効したいと考えています。

そのために重要になるのは、どの航空会社のマイルサービスにマイルを積算するのかということですが、残念ながら、管理人が主に利用しているJALさんへのKLMオランダ航空さんからのマイル積算は実現できないことがわかりました。

管理人作成の関連記事:
 KLMオランダ航空のマイルはJALやANAのマイルに積算できるのか?


では、どうするのかというと、管理人に残された選択肢は
1、KLMオランダ航空さんのマイルサービスにマイルを積算する 
2、できるだけ利用しやすい航空会社にマイルを積算する
という2つ

1つめの選択肢、KLMオランダ航空さんのマイルサービス、フライング・ブルーに積算することも考えてみたのですが、 あまりお得だとは考えられず、結局、選択することはありませんでした。

というのも、管理人にはフライング・ブルーのマイルを積算する機会が少ないこと。
さらに、少ない利用機会のため、入手できるマイル数も少なくなるにも関わらず、マイルの利用は
・国内線の往復航空券で25,000マイル(JALさんのサービスを利用)
・国際線の往復航空券で最も少ないものでも韓国往復で30,000マイル
となっていて、正直、JALさんをメインのマイルサービスとして、サブとして、 KLMオランダ航空さんのマイルサービスを利用するというのはあまりお得に感じるものではありません。

参考リンク:
マイルの加算および使い方
フライング・ブルー・サービスセンターの連絡先
KLMオランダ航空さんより)


もちろん、KLMオランダ航空さんやエールフランスさんの本拠地があるヨーロッパ域内の移動に利用するという方法もなくはないのですが、ヨーロッパ域内は安価でお得な格安航空会社(LCC)やあらかじめ予約を行うことで、驚くほど大きなディスカウントが得られる国際高速鉄道が普及しているため、あえてマイルをそこで使うという選択肢は管理人としては選べませんでした。

そのため、結果的に管理人が選択したのが、2つめの選択肢
利用しやすい航空会社のマイルサービスに積算するというもの。

ちなみに、管理人はデルタ航空さんのスカイマイルに積算することにしました。
この場合、KLMオランダ航空さんで加算されるマイル数と同じマイル数が、スカイマイルの口座に加算されることになります。
JALさんと管理人が以前利用したエミレーツ航空さんのマイル積算条件のように、エミレーツ航空さんではマイルが加算される航空券にも関わらず、JALさんでは加算不可能ということではありません。

管理人作成の関連記事:
エミレーツ航空マイレージサービスでの会員登録とマイル事後加算を行なってみた


では、なぜデルタ航空さんを選択したのか。
それは、やはりマイルの使いやすさが一番の理由です。

というのも、デルタ航空さんのスカイマイルには有効期限が存在しません
そのため、比較的長期間じっくりとマイルを貯めることができます。

この結果、格安航空券と競合しがちな短距離路線の特典航空券ではなく、比較的価格低下が起こりにくい、長距離路線の特典利用も視野に入ってきます。

また、最近はお得度の低下は見られるものの、デルタ航空さんの特典航空券自体、比較的、必要マイル数がお得な路線が残っていることもあり、うまくそれらを利用するのであれば、それほど悪いマイル利用先とはいえなくなります。

参考リンク:
スカイマイル特典旅行必要マイル数一覧(アジア北部出発便)
デルタ航空さんより)


最も少ないマイル数で利用可能な航空券では、韓国への国際線往復航空券で15,000マイルから。
これに加えて、デルタ航空さんにとっての優良顧客に対しては、スカイマークさんとの提携を利用しての国内線特典航空券の提供も行なっています。
この特典の場合も15,000マイルからとなかなか海外の航空会社の日本国内向けのサービスとしてはリーズナブルです。

参考リンク:
スカイマーク国内線で行く特典旅行
デルタ航空さんより)


こういったマイルを貯めた上で実際に利用していくことを考えた時のメリットと、さらには、以前は管理人自身、デルタ航空さんに吸収されてしまったノースウエスト航空さんを比較的利用していたため、マイルが残っていることも、デルタ航空さんにマイル積算を行う理由の一つと言っても良いかもしれません。

管理人作成の関連記事:
2012年3月末まで期間延長の ニッポン500マイル・キャンペーンでコツコツ特典旅行計画?


というわけで、気になることについてはある程度解決ができたため、安心してヨーロッパに出発できそうです。
特に、マイルサービスは、失敗に気づいても後からやり直すということは認められないだけに、意外に大切なことですからね。


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追記1:続きの記事を書きました
KLM利用分をデルタ航空のスカイマイルに事後加算申請してみた

追記2:さらにもう一つ続きの記事を書きました
デルタ航空へのKLMマイル反映には何日必要なのか?他社マイル事後加算で気になることへの回答

追記3:もうひとつ続きの記事を書きました
郵送よりFAXでの申し込みがおすすめ?2014年3月まで延長のデルタ航空ニッポン 500 マイル・キャンペーンに早速申し込んでみた

追記4:さらにもうひとつ続きの記事を書きました
たった8日間のスピード反映?FAXでの2013年デルタ航空ニッポン 500 マイル・キャンペーンのマイル獲得には何日必要なのか

追記5:加えてさらに続きの記事を書きました
事後加算では送付先の変更に注意?2013年版デルタ航空でのマイル加算について考えてみる

追記6:加えてもうひとつ続きの記事を書きました
FAXの10倍のコスト?国際郵便書留でデルタ航空のニッポン500マイル・キャンペーンに申請してみた

追記7:加えてさらにもうひとつ続きの記事を書きました
デルタ航空ニッポン500マイル・キャンペーンにFAXと国際郵便で同じ日に申し込んだ時、マイルは何日後に反映されるのか?

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2 件のコメント:

  1. マイルは本当に難しいですね。私もJALをメインで使っていて、今回KLMのマイルをどうしたものかと悩んでいました。
    結果じっくり貯められることと路線に魅力を感じて、管理人さんと同じくデルタ航空に貯めることにしました。
    旅行の前にすっきりできました。ありがとうございました。
    他にもためになる記事がたくさんありそうです。
    また遊びに来ます。

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    1. コメントをいただきありがとうございます。

      確かにマイルのシステムは制度変更、提携航空会社や競合他社との力関係などもあって、複雑になっているのもあって利用者にとってはなかなか頭を悩ませるサービスですよね。
      特に、一度マイルの積算対象を決定してしまうと、後からの変更はできないなど、利用者側にも自己責任とサービスへの深い理解が必要とされていることがひとつの難点と言える部分かもしれません。

      とはいえ、それでも、きちんと計画を立て、必要マイル数をためた後には、お得な旅行が得られるわけですから、それが楽しみで管理人自身マイルを貯めています。
      特に、LCCが活況を呈するようになったとしても、長距離路線への進出は難しいでしょうから、そういった路線を利用する場合などは、マイルサービスもメリットは生かせるでしょうから。

      今回のコメント、本当にありがとうございました。
      更新継続の大きな原動力となります。

      管理人@スタ好き

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