2011年11月11日金曜日

2011年Adobeアップグレードポリシー変更でのアドビ税の大幅増税?今後のお得なアップグレードを考えてみる

管理人を大きく驚かせるニュースリリースが発表されました。

それがこれ、Adobeさんが販売する、Photoshopなどを含めた、Creative Suiteシリーズのアップグレードポリシーの大幅改訂です。

参考リンク:
次期バージョンからのアップグレードポリシー変更について
Adobeさんより)

簡単に説明すると今までは、3世代前までの製品からのアップグレードが可能とされてきましたが、今回の改訂では1世代前の製品からのみのアップグレードしか認めないということに変更されたというものです。

具体的に、Photoshop CSでのアップグレードを見てみると
今までのアップグレードポリシーでは
2005年発売のPhotoshop CS2
2007年発売のPhotoshop CS3
2008年発売のPhotoshop CS4
合計3つが現行品のPhotoshop CS5へのアップグレード対象となっています。

しかし、今回の改訂では今現在販売中の現行品Photoshop CS5からのみ2012年春発売予定のPhotoshop CS6へのアップグレードが認められるというものです。

つまり、Photoshop CS5を購入していないPhotoshop CS4までのユーザーはPhotoshop CS6については新規購入扱いとなり、購入金額的なメリット含め、Adobe製品を今まで購入してきた恩恵を完全に失うということになります。


では、現状所有しているバージョンの機能に満足しつつも、アップグレードの権利を失いたくはないPhotoshop CS4以前のユーザーはどうすると良いのか?
やはり、対応策としてはPhotoshop CS5またはPhotoshop CS5.5を購入することになるでしょう。

ただし、重要になるのは購入時期です。

というのも、Creative Suiteシリーズでは、新製品の発表から実際の発売までの時期に、以前のバージョンを購入した顧客に対して、無償アップグレードを認めてきました。

参考リンク:
無償アップグレードの申し込み方法
(今現在はPhotoshop Elements 9、Premiere Elements 9のみ記載)

CS5無償アップグレード申込み終了のお知らせ
(CS4から現行品CS5への無償アップグレードについての説明ページ)

 ご存知でしたか?損をしないためのアップグレード情報
(CS3から今から1世代前のCS4への無償アップグレードについての説明ページ)
Adobeさんより)


これを利用して、実質的にCS5をスキップして、CS6へアップグレードするというのが、価格面ではお得なものになるはずです。

ただし、これには問題があります。というのも、今までの傾向を見てみると、アップグレード対象となるパッケージ自体があっという間に売り切れてしまうということもありえるからです。

そういった意味での不確実性は覚悟しなくてはならないアップグレード方法といえるでしょう。

それにしても、一挙にアップグレード対象を今までの3分の1にするという大幅なアップグレードポリシー改訂が行われる背景には、Adobeさん自身、今までのような高額なソフトウェアが当たり前のように販売され続ける時代から変化が起こりつつあることを感じていることが大きな要因なのは間違いないでしょう。

今後は、ユーザー自身、Adobeさんが推奨する月額料金でのCreative Suiteシリーズが利用できるサービス、Adobe Creative Cloudの利用を検討してみる時期をむかえているといえるのかもしれません。実際、なかなか危機感の現れなのか戦略的な価格での提供が始まるようですから。

参考リンク:
Adobe Creative Cloudとは?
Adobeさんより)


管理人おすすめのアップグレード版購入先:


追記:続きの記事を書きました
Adobe Creative Cloudは約72%引きの大幅ディスカウント価格?どんなユーザーに最適なのかを考えてみる


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