2011年9月16日金曜日

年間に一度はメーカー修理サービスを利用する管理人がおすすめ修理手続き入門~購入からの日数で方針を決めよう!~

管理人自身、気に入った商品を愛用することが多いためか、利用期間が長くなることで修理サービスのお世話になることが比較的多いように思います。

そういった中で経験した修理や保証については何度か記事にしてきました。

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もちろん、修理サービスのお世話になることなく、製品を利用し続けることが一番ですが、そうはいっても、故障はある日突然訪れるため、どうしても驚いてしまうものです。

そういった時でも、スムーズに修理対応を受けることができるように、管理人が実践しているおすすめの修理の手続きについて記事にしたいと思います。

まず、修理サービスを含め、サポートを受けるためには、なにはともあれ、購入してからの経過日数を確認します。

主な期間毎に

購入してから
・1~2週間以内

・1年以内

・3年または5年以内 
といった分け方ができます

一つずつ見ていきましょう。


・購入してから1~2週間以内
この期間で購入した製品に故障が見つかった場合、多くの販売店では初期不良期間として交換対応を提供しています。

もちろん、メーカーさんでの修理対応を選択することもできますが、その場合、2週間から3週間程度の修理期間が発生するため、管理人としては、メーカーさんに直接問い合わせるのではなく、購入先の販売店さんに問合せをおすすめします。

・購入してから1年以内

この期間は多くのメーカーさんで一年間のメーカー保証対象の期間として無償修理対応をしてくれます。この場合、注意しなくてはならないのが購入先によって修理依頼先を変えたほうが良いということです。

というのも、実店舗を持つ販売店さんでの購入の場合、そのお店に修理依頼をして問題はないのですが、問題は通販での購入の場合、購入したわけではない実店舗を持つ販売店に故障品を持ち込む際に、修理受付手数料などの名目で、請求が発生する場合があります。
 この料金は変更などもありえますが、事前に問い合わせることで回避できる部分かもしれません。

ただ、こういったこともあるため、通販で購入した場合、 メーカーさんに直接修理依頼について問合せてみるというのも選択肢の一つとしてありえます。

実際、主に国内大手メーカーさんに多いのですが、メーカーさんによっては、保証期間内であれば、着払いで修理依頼品を送ってもよいなど、 実質的に販売店さんに直接持ち込むよりも少ない時間負担で修理依頼できるということもあります。

もちろん、送料が必要となる場合もありえるのですが、それでもメーカーさんからの返送時の送料は不要などの対応をとっていることも多いため、送料負担が必要な場合も、思ったほど大きな負担にはなりません。

・3年または5年以内 
 この期間は、多くの場合、販売店さんによる長期保証で保証されている期間です。

長期保証が有効な場合、修理依頼先は必ず購入した販売店さんになります。万が一、販売店さんを通さず、メーカーさんに直接修理を依頼した場合、長期保証の対象とはならないため、高額の修理費が請求され驚くということにもなりかねません。
長期保証の利用には販売店さん経由での修理依頼が必要なことには要注意です。

ただ、長期保証に加入していない製品が故障した場合は、全く事情が異なります。多くの場合、1年間のメーカー保証が有効な場合とは異なり、保証がなくなっている製品の修理受付では、販売店さんが修理受付手数料を要求するケースも多くなります。

そのため、管理人としては、メーカーさんに直接修理を依頼する方法をおすすめします。

さらに、この場合、おまけ的な効果として、販売店さんに修理を依頼した時よりも、販売店さんとメーカーさんの間の輸送時間が省略できるため、早く修理品を受け取ることができることも嬉しい部分といえるかも知れません。



あまり一般的ではないかも知れませんが、少し特殊なものでは
・1~2日以内 

・生産終了から5年または7年以内

・修理完了から3ヶ月または6ヶ月以内 
といったものもあります。


・1~2日以内 
この期間内の場合、 製品自体が未開封でレシートや領収書など購入を証明できるものを提示できるのなら、返品対応をスムーズに受けられます。厳密に言うと修理対応ではないのですが、購入したものの間違った商品だった場合などは利用したいサービスです。
ただし、通販の場合、返送料が必要となったり、購入時ポイントが付与された場合は、その付与されたポイントを減算する必要があるため、ポイントカードを忘れずに持参する必要があります。

・生産終了から5年または7年以内
この期間の場合、製造したメーカーさんで修理に必要な部品を保有している場合が多くなります。つまり、この期間内であれば、修理費用が必要になりますが、修理自体を引き受けてもらうことが可能です。
逆に、この期間を過ぎてしまっている場合、例え長期保証の期間内であっても、修理自体受け付けてもらえないことも多くなるため、要注意となります。

多くの場合、プロ用など高額な製品ほど部品保有の期間が長く、安価な製品ほど期間が短い傾向にあります。
気になる場合は、メーカーさんのサポート窓口に問合せたり、ホームページ上で検索してみるとよいでしょう。

ちなみに、プリンターメーカーのエプソンさんの場合、ホームページ上で製品ごとに修理受付可能期間を掲載しています。


参考リンク:
インクジェットプリンター修理対象機種・料金一覧
エプソンさん修理対象機種・料金一覧より)

・修理完了から3ヶ月または6ヶ月以内
修理を受けたことがある製品限定ですが、この期間内であれば、同一部分での故障は無償で修理を受けられます。例えば、コンパクトデジタルカメラのレンズ部分の故障修理を依頼して、修理完了後1ヶ月ほどで、レンズで同じような異常が見られる場合などは無料で修理を受けられます。

その際は、メーカーさんへの送料含め無料対応となり、さらには、優先修理対応ということで、通常1~2週間ほど修理期間が必要なものが3日で完了するなどの特別扱いの修理対応となることがあります。

それほど利用するケースは多くはないでしょうが、覚えておきたいことですね。




以上のように、購入してからの経過日数や長期保証の有無によって、適切な修理依頼方法が異なります。
また、それによって、少しずつですが、修理完了まで必要な時間であったり、請求される修理費用が違ったものになるのも事実です。

故障には出会いたくないのは誰でも同じですが、不幸にも遭遇してしまったとき、失敗のないように気をつけておきたいと管理人自身も考えています。


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